『何か違う』という直感を最大限に活かす6つのプロセス

仕事をしていたり、生活しているときにふと、、

「んー、、何か違うなぁ、、」

「何となく、変な感じがするなぁ、、」

こんな『違和感』を感じたことはありませんか?

この『何か違う』という『違和感』は、今そのときに、あなたに「何かを気づいてほしい」というサイン。人生の分岐点となり得るきっかけを与えてくれるサインです。

このサインを拾えるようになると、自分の求める世界へどんどん道が出来ていく感覚を得られると思っています。

そこで今回、『何か違う』と直感がピーンときたときに、それを活かすプロセスを6つに分解してみましたので、みなさまのお役に立てれば幸いです。

1.まずは『何か違う』感を言葉にしてみる

まず最初は、違和感を感じ取るところからスタートしますね。この違和感を感じたときに、スルーせず、「どんな感じか」言語化してみてください。

「モヤッとした感じ」「冷たくて重たい感じ」「胸のあたりに何か残る感じ」「景色が真っ白になる感じ」などなど。擬音や色、温度を使って、自分の中にある感触・感覚を表現してみましょう。あわせて、カラダのどのあたりから出てきているかも認識してみるとよいです。

2.どうしてこの違和感が出てきたのかを考えてみる

「何か違う・おかしい・変だ」などを感じたということは、自分の中で当たり前と思っていること、大事にしていること、嫌だと思っていることなど、、『自分の価値観』の何かしらに触れたために、その価値観が反応しているという状態。

「どうして、違う(おかしい・変など)と思ったんだろう?」

1.で確認した『違和感が出ている部分』に手を置いたり、意識を向けたりして、理由を考えてみましょう。

「あー、あのときのコレコレが嫌だったから、何か違うって思ったんだ」

「なるほど、自分で大事にしているコレコレと逆なことをしていたから、何かが変だと思ったんだな」

こんな風に、自分の価値観を認識できると思います。

3.このまま進める(続ける)ものか判断する

自分の周りで何かが動いていたから、その動きに対して「何か違う」という反応が出ているのだと思います。

違和感を言語化し、その違和感の出どころ(理由)も認識した状態でやることは、

「このまま進めるのかどうか、続けるのかどうか」

違和感を持ったまま進んでいく(続けていく)ことは、だいたいは不満やストレスとして自分に返ってくるので、それでも良しとするのか、やっぱり良くないと思って止めるのか、判断が必要です。

「何か違う」という直感は、自分の第六感が示してくれた『一度立ち止まるきっかけ』です。このきっかけをどう活かすか、決めてみましょう。

4.判断した通りに行動する

ここからは、3.で「このまま進めることはしない。止める!」と判断した場合のプロセスになります。

違和感をそのままにして自分へストレスを溜めるのではなく、より良い方向へ自分があるために舵を切ったわけなので、次はその意思を『行動』へ変えていく番です。

でも、この『行動』がとても難しかったりします。

「うーん、止めると決めてみたものの、実際に行動したら周りの反応が怖いなぁ、、」

「実際に止めちゃうと、仕事や生活はどうなっちゃうんだろう、、やっぱできないかも、、」

きっとこんな心の声が体内に響き渡り、行動にSTOPをかけてきますが、これは『新しく何かをやろうとしたときに、刺激から身を守ろうとする人間の自然な反応』です。自分の中の思い込みであることを理解して、まず一歩、行動してみるように自分自身へ言い聞かせてみましょう。

5.確実にできる小さな行動から始める

自分へ言い聞かせてみても、やっぱり、いきなりできないのはよくある話。

でも、このまま何もしないと時間だけが過ぎていくことになるので、『確実にできて、リスクも少ない、小さな行動』をひとつふたつ見つけることにトライしてみてください。

4.で考えた行動は、結果に直結する大きな行動になっている分、そこに取り組むときのパワー(負荷)も大きいし、リスク(反動)も大きい。なので、パワーもリスクも極力かけずにできるところまで、行動を分解する。

この小さな行動、実際に動くことで周りの環境に刺激が与えられるので、その刺激により環境に何かしらの変化が生まれ始めます。その変化がよいものなのか、悪いものなのかは、その時点ではわかりませんが、何もしない状態とは違う状態になっていくのは、確実です。

6.小さな行動を積み重ねる

『小さな行動』を実践できたら、また新たに『小さな行動』を考えて、実践する。

その途中で新たな『何か違う』違和感を感じたら、↑の1.からプロセスを回して、『小さな行動』を実践する。これの繰り返しです。

パワーとリスクを最小限にした行動にしている分、行動したあとの変化も目に見えない、カラダで感じ取れない小さなものになるのは仕方ありません。だけど、小さく小さく、確実に変化は積み重なっています。

そして、数ヶ月、数年と続けていく中で、大きな変化を手に入れた自分が、そこにいるはず。この変化した状態は、とても強く、簡単には元通りの状態にはならないものです。

以上、『何か違う』と感じた違和感・直感を、自分に無理のない範囲で活かしていくための、6つのプロセスでした。

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この記事を書いた人

組織の再生士 / アーティストを育てるアーティスト

ロボットベンチャー企業で組織作りを担いつつ、地域おこし・地域コミュニティの活性化を行っています。