その場で起きていることに頭を働かせる

昼間にランチを買いに外へ出たところ…

土壌の環境再生のために施していた水脈、グランドカバーが全て取り除かれていました。

昨日は夜の帰宅だったので気づきませんでしたが、昨日の昼間に管理会社さんが委託した業者の方が庭のメンテナンスということで行ったのだと思います。

グランドカバーをしていた落ち葉なら、取り除かれても仕方ないかと思いましたが、水脈に入れていた枝までごっそり取り除かれたところに、違和感を持ちました。

水脈というものは、庭の中に何本も溝を入れ、その溝に枝を組み込んであるので「人の手が入っている」ことは作業していればわかるはず。

だけど、指示された業務であるということで、その場の状態がどのようになっていようと、作業を担当した人は進めてしまったのかなと思います。

「あれ?誰か手入れしているかも?」

という違和感を少なからず感じたのではと思いますが、業務だからという理由で進めてしまった気がします。

このような違和感が生じた時に、業務を止めて確認する→対応を検討するというプロセスは、ルーティン、惰性、目的を持たない業務の中では期待ができそうになく。

日常的に「違和感があればすぐ相談を、対策検討しましょう」といった方針をメンバー間で共有しておくことが大事だなと、今回の一件で再認識しました。

ひとまず、全て取り除かれてしまったところは修復。

人が人らしく、五感や意思を使って働く。

様々なところでこれが実現していくと、色々とイノベーションが生まれてくるような気がしています。

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この記事を届けた人

組織の再生士 / アーティストを育てるアーティスト

ロボットベンチャー企業で組織作りを担いつつ、地域おこし・地域コミュニティの活性化を行っています。