思い込みの枠を外せば視界が開けて前に進んでいく

最近、いくつかのプロジェクトチームでドキュメントのアウトプットやイベントの企画・実行のタスクがミルフィーユのように重なり、無意識に「行動した先の結果が良いものであるべき」という成果・結果重視の思考に陥っていました。

この状態になると、

「これやってみようか」とか「次はこのアクションが必要だな」

こんな風にふと浮かんでくる直感に対して

「でも、それをやるとこんな結果になるでしょ」

「誰かに何か言われたり、こう思われたりして宜しくないなぁ」

と、悪い結果になったときを考えてしまい、行動が止まります。

この2週間くらい、何かやろうと思っても何となく重たくて、実際の行動に移さないことが何度かあり。

色々とタスク消化に集中していたので、脳の疲労もあるだろうなと思い、1日ゆったりめの意識でいるようにして、ランニングで自分の内面に意識を向け続けるということをやってみました。

じーっと感じてみると奥の方にモヤッとした不安があり、さらにこの不安の出どころを深めていったところで「成果・結果思考」に侵されていた自分に行き着いた次第です。

目先の結果が良いものになることへの拘り。失敗を良しとしない余裕の無さ。

考えているだけで動かないから、結局何も変わっていない。ただ、時間が過ぎていただけ。

とあるプロジェクトの次回MTGを設ける為の声かけや、新しいタスクを進めるための協力依頼という軽いコトであったにも関わらず、

「やっても集まらないかも…」「受けてくれないかも…」

こんなネガティブ思考。

これらは全て自分の思い込みで、この思い込みが自分の行動を制限しているだけだった。

そう、思い込み。

未来が必ずそうなるというものではなく、未来に何が起きるかわからないのに、勝手に決めている思い込みだったのです。

これに気づけたことで思い込みを外すことができ、本来の自分の直感を感じて、自然の流れに沿って動いていく普段の状態に戻れました。

結果がどうなるかは、あまり気にせず。自分の直感に触れ、その直感が向くことをただ実行に移してみる。

そうすると、実行したこと自体への満足感があるので気分がよくなってきます。

そのあとの結果がどうであれ、楽しめる。

そして、行動したことで自分の周りの空気や時間が揺れ動くから、変化が起きている。

変化が起きているということは、前に進んだということ。

思い込みを認識できれば、思い込みに惑わされず、思い込みを外せる。

外してみれば視界が開け、自然と前に歩めるはず。コトが前に進んでいくはず。

この思い込みのインパクトを、改めて学んだ気がします。

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この記事を書いた人

組織の再生士 / アーティストを育てるアーティスト

ロボットベンチャー企業で組織作りを担いつつ、地域おこし・地域コミュニティの活性化を行っています。