30kmを3時間以内で走れて「人は死ぬまで成長できる」と思った

20km以上に初挑戦

1月29日(土)に『立川ランニングフェスタin昭和記念公園』を走ってきました。

近場で参加できそうなフルマラソンが概ね中止となっていた中で、ここの『30kmコース』が開催予定となっていたのでエントリー。

一昨年にハーフマラソンを完走して以降、20km以上を走るのは初めてだったので、走っている間と走り終えた後にカラダやメンタル(思考)にどんな反応があるのかを見るために、『10kmを1時間ペースでキープ。3時間以内に完走する!』を目標としてトライしてみました。

ランニングを始めて20年経ちましたが、平日は他の用事などもありランニングの時間は取らず。

土日のどちらかのみ、週1回のランニングで、だんだんと走る距離を伸ばしながらここまで来た感じです。

ランニングを始めた頃は3km走っただけで「もう無理、つまらない!」と思っていましたが、10年くらい前に、当時の職場の同僚たちと皇居ランを始めたことをきっかけに距離を伸ばしていくことに興味を持つようになり、週1回のランニング距離が5km→10km→15km→20kmと伸びていきました。

スピードの方も、10km走ると5分30秒/kmがやっとだったところが、4分30秒/kmでも走れるくらいになりました。

それでも、20km以上は走ったことがなかったので、20kmを超えたあとに何が起きるのか?不安と好奇心の両方が入り混じりながらのスタートとなりました。

結果は?

そして結果はというと、、、

2時間56分45秒で完走!

ほぼ一定のペースで走り切ることができました。

参加者290人中、133番目。ちょうど真ん中くらい。

カラダの方は、20km通過時点で太ももとふくらはぎにハリを感じましたが、ペースを落とすほどのしんどさはなく。

残り10kmだったので、気持ち少しだけペースを上げてみてどういう反応になるのかを試してみたところ、、27km超えたところで右太ももの裏側が攣りそうに。汗

そこから少しペース落としたら引いたので、このままテンポをキープして無事にゴールとなりました。

気づいたこと

まずカラダについて。

10km1時間ペースなら、30kmはフォームも崩れず、呼吸も崩れずに走れた。これは収穫。

1日経って筋肉痛の具合を見ても、普通に歩けるくらいの痛みに治まっているので、今までコツコツやってきた成果を実感できました。

ただ、フルマラソンは更に12kmあるので、今回のペースで行くとゴールタイムは4時間5分。5分オーバー。

4時間以内の完走を目指すとしたら、更に早く走らないといけないのか、、泣

平日に練習を増やすのは他のタスクの優先度から難しいので、週1のランニングで『より省エネできる走り方』を追求しつつ、平日は筋力アップと体重キープ(またはあと数kg落とす)に努めていくのが良さそうです。

走っている私の横をビュンビュン通り過ぎていく人たちを見ていると、それぞれの楽なフォームで走っていましたし、やっぱり足の筋肉量が段違いだなと感じました。

あの領域に行くには、相当な覚悟がいることは確か。

そのうち行くかもですが、今は他の仕事があるので、「楽しく続けられるバランス感」を重視していきたいと思います。

次いでメンタルの方。

ハーフマラソンに参加したときは「早く終わりたい、、あと10kmもあるのか、、足が痛くなってきた、、」とネガティブな思考が始終顔を出していましたが、今回は全くなく。

限界を狙うタイムより、「一定ペースで走り切る」ことを目標にしたので気楽さがあったのかもしれませんが、常にフォームやペース、呼吸を意識しながら、周囲の人のスピードに引っ張られることなく、自分の状態をキープするところに集中できました。

どうしても目の前に人がいると「追い抜きたい」、並走している人がいると「抜かれたくない」感情が生まれてきますが、グッと堪えてブレずにマイペースを保ち切れたのは「10km1時間で走る」目標をあらかじめ設定し、それを守ることを言い聞かせていたからでしょう。

10km超えてくると周囲のランナーがバラけてくるので、自分の周りを走る人も減ってスペースができ、より集中しやすい、いつものランニングと同じ状態が作れたことも要因だと思います。

レース中は一貫して、前述したネガティブ思考は生まれず、

「よし、順調に10km!20kmもいけたね」

といった具合に前進していることを噛み締め、20kmを超えても走り続けられていることに自身の成長を感じながら一歩ずつ足を運んでいった感じです。

今回の30kmランを通して得られた感覚は、

自分の中で目標を持ち、継続し続けていくことは力になる

そして、ヒトはいくつになっても成長できる。カラダもメンタルも、死ぬまで成長は続けられる

この2点です。

今後の仕事や生活において『ブレずに続けること』『逆境からの粘り』『変化への適応』が、この体験を経て更に強化された気がします。

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この記事を書いた人

組織の再生士 / アーティストを育てるアーティスト

ロボットベンチャー企業で組織作りを担いつつ、地域おこし・地域コミュニティの活性化を行っています。