自分の強みを明確にするとコトが好転する

「自分の強みって何?」

ふと聞かれた時にスラスラと言葉にできますでしょうか。

その場で答えず少し時間を取って考えてみたとしても、何となくボヤッとしていて、いざ言語化してみると曖昧だったり、しっくりこなかったりすることがあると思います。

仕事をしていると、自分の強みを聞かれることは誰でも1度は体験していると思いますし、
「自分の強みって何だろうか?」
と考えたことも、聞かれた数と同じくらいあるでしょう。

キャリアコンサルティング、コーチング、普通の会話の中で、
「強みとは周りの人よりも優れているものであるべし」
という思考が強くなりすぎて、
「私の○○はAさんやBさんと比べるとそこまでではないから、強みじゃないですね・・・」
という具合に、自分で決めつけてしまっているなぁと感じる場面を良く見受けます。

そもそも「強み」が強い弱い、大きい小さいというのは見る人によって異ります
強い弱いといった風に考えていても、自分の気苦労が増えるだけなので、その物差しは使わなくて良いと思っています。

なので、セッションや会話の中で「強み」に関する話になったときは、私自身も強いか弱いかといった物差しは外してフラットにして、
「そもそも彼(彼女)に備わっている強みは何だろうか」
と、その人にフォーカスして考え、伝えるようにしています。

「自分の強み」の言語化は、前述のように人と話すことで可能です。

例えばカウンセラー、キャリアコンサルタント、コーチに聞く。
人間の内面を扱う専門の人たちであり、客観的に見てくれるので、自分では気づいていなかった強みや想いまで掘り起こしてくれます。

ただ、セッションにFee(料金)が発生することと(無料で対応してくれる場合ももちろんあります)、1回のセッションでは満足な結果が出ずに2回、3回とセッションを重ねることも起こる可能性あり。

その分、自信を持って
「自分の強みはコレとコレ!」
と言えるものが手に入りますが、お金と時間をどう考えるかだと思います。

人と話して「自分の強み」を得る方法としてはもう1つ、友達や取引先など10人以上の人に
「自分の強みを教えてください!」
と聞いてまわることも、大変有用。

できるだけジャンルやタイプの異なる人を選ぶことで、色々な視点からの「自分の強み」を得ることができます。

日頃の自分を何度も見てきている人たちなので、自分では弱いと思っていたことが強みだと言われたり、無意識に行っていたことが強みだと言われたり。
新しい発見があるはずなので、勇気を持ってお願いしてみるのはありだと思います。

人に聞くこと以外の方法としては、自己分析ツールを使う方法がありますね。

エニアグラム、ストレングスファインダー、DiSC、16Personalitiesなどなど。
有料、無料、会員登録が必要など条件も様々。

いずれも設問に答えることでタイプ分けされ、
「あなたは○○タイプでこんな特徴がある、強みがありますよ」
と示してくれますが、その分、
「他のタイプの特徴や強みはないもの」
とされてしまうこともあります。

そうなると、
「自分にはこの特徴や強みはないのかしら…」
という風に、迷いや悩みとして残ることになります。

もともと人間は複雜。
同じ強みを1つ取ってみても、その強みの出方は人によって微妙に違う

この微妙な違いと、その人が置かれた状況によって思考や言動が変わる人間の特性を詳細に表現したのがLumina Spark(ルミナスパーク)です。
詳細はこちらからご覧いただければと思いますが、私のセッションを受けていただくと自己分析ツールとコーチングがセットになっているので、上述の人に聞くこととツールを使うことの両方いっぺんに受けることが可能です。
気になるようでしたらお問い合せフォームからご相談ください。

こうして「自分の強み」を言語化しておくと、この強みを発揮できるところ(場面)も分かるようになります。
そして、その場面になったとき、強みを発揮しているので成果に繋がりやすい。

この成果の積み重ねが自信となり、更なるチャレンジへと意識が向くようになる。
ポジティブループですね。

強みを言語化していく作業は、自己肯定感を高めることに繋がります。
そうすると、今までネガティブに見えていたものもポジティブに捉えられるようになるので、充実感を持った仕事やプライベートへと環境が変化していきます。

満足感や納得感、充実感など、人によって表現は様々ですが、「自分の強み」を明確にして、このような感触を持った働き方、生き方へ繋げてほしいと思っています。

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この記事を書いた人

組織の再生士 / アーティストを育てるアーティスト

ロボットベンチャー企業で組織作りを担いつつ、地域おこし・地域コミュニティの活性化を行っています。