共通の課題や目的を言語化してチームの動きを早める

地域の課題解決、広がりが見えてきた感じがします。

昨年(2022年)夏のサマーフェスティバルをきっかけに発足した『吉野地域交流委員会』。

今年は月に1度ペースの定例会を開いて、学園と自治会(地域)の地域交流のあり方をディスカッションし、具体的な企画・実行まで形ができてきました。

来月、2023年7月30日(日)は、夏フェス改め『FUJINO MEDIA FESTIVAL』を開催。

学生たちのフレッシュ、エネルギッシュなアイデアを多数取り入れ、地域の人たちが相乗りして膨らます。

誰か特定の人や集団のものではなく、地域の人たちが幅広く集うような、雰囲気づくり。場づくり。

今では誰もが気軽に意見を出し合い、共通の目的の達成のために『チームの束感』が出てきたように思います。

開催まであと1ヶ月少々。

うまい具合にひと同士が噛み合っていけるよう、ファシリテートしていきます。

もうひとつ、ここ1-2年気になっていた『佐野川茶の今後』について。

高齢化が進行し、担い手が見つかっていない状況をどうすればよいのか?

個別に相談を受けてはいたものの、全体を動かせるほどの具体策が見出せていなかったところ、市議会議員の野元よしみさんを中心にワーキンググループが立ち上がったので参画させていただきました。

キックオフは森ラボ(森のイノベーションラボFUJINO)で実施。

茶業部、まちづくりセンター、藤野観光協会、自然体験みどり校と、関連する人たちで「現状共有」と「理想の状態」などを話し合い、そこで出たものを相関図でまとめてみました。

お茶で経済が回る状態をゴールとすると、まず着手する(できる)のは「お茶体験の場作り」と「放棄地の手入れ」。

いずれも小規模ながら活動しているので、これを横断的に広げ、かつ持続していく状態が作れれば現状打破への動きが取れそうです。

次回、この2点について具体的な企画や施策を話し合っていきます。

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この記事を届けた人

組織の再生士 / アーティストを育てるアーティスト

ロボットベンチャー企業で組織作りを担いつつ、地域おこし・地域コミュニティの活性化を行っています。