禁断の地に足を踏み入れる

小学校のときによく遊んだ場所があります。

ここは甲州古道のひとつだそうで、小さな沢に小さな石橋がかかっているところです。

この場所、私の記憶にある限りでは10年くらいでしょうか。

こんな感じで↓竹が倒れまくって鬱蒼とした状態になっています。

奥から何か出てきそうな…

昔は蛍がいて、沢にはうなぎがいたようですが、今はわかりません。

ふらっと通るたびにこの荒れ模様が気になっており、いつか何とかしたいと思っていたところ、地域の『まちづくり会議 環境部会』をきっかけに相模原市津久井土木 藤野班の方とコミュニケーションが取れるようになったので、事前の確認を行った上で手入れが行える環境になりました。

ということで、周辺の知り合いに声をかけ、この沢の整備に着手。

恐らく、この沢に降りるのは人生初。

腐葉土が余計にガスを溜めたような匂い、どこから来るのかわからないドブ臭のする沢へ降り立ちました。

沢から見ると、枯れ竹、倒れ竹の威圧感ハンパなく。

何本も絡み合いながら絶妙なバランスで支え合っているので、「これを抜いたらここが倒れる、なのでここから抜く」といった感じで1本ずつ取り除き、1~2時間ほどの作業で手の届く範囲は整理できました。

橋の上に戻って見ると、周辺の草木が揺れ始め、いい感じで風が通るようになったみたいです。

竹を運び出す時間がなかったので、一旦まとめて置いてあります。

次回、歩道のまわりに水脈や点穴を入れようと思うので、そのときの資材として使うのが良さそう。

この地域の人たちが普段歩く場所なので、風景が変わったことに気づき、こういう里山環境整備への理解や協力をいただける流れに繋がっていけば良いと思います。

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この記事を書いた人

組織の再生士 / アーティストを育てるアーティスト

ロボットベンチャー企業で組織作りを担いつつ、地域おこし・地域コミュニティの活性化を行っています。