好奇心を持つ&持ち続けるには?

こんにちは。

2年前にコーチングを通して知り合ったアメリカ人コーチ(ハーフなので日本語と英語どちらも話せる)と、Learning English by Coaching (略してLECと呼んでます)というzoomセッションを昨年から不定期で開催しています。

私自身が「英会話力を伸ばすにはネイティブの人と話す機会を作って、実際に使わないとなぁ」と考えていたことを初対面のときに相談したら、その場で「じゃあやりましょうか!」と賛同してくれました。

彼女も日本語を話す機会や、日本で知り合ったコーチ仲間たちとKeep in touchな状態にしておきたい(一時的に日本にいただけで、普段はアメリカにいます)とのことなので、Language Exchange的な感じで日本語・英語入り乱れて楽しく会話する場にしていこうということになりました。

アメリカとは時差があるので、土日どちらからの朝に開催することが多いです。

アメリカにいるコーチ仲間も呼んでくれていて、お互いにコーチング・英語・日本語を学び合う場として活用していただいてます。

さてそんなLECですが、先週のセッションで

「コーチには”好奇心を持つ”ことが必要だけど、それが難しい。どうやるの?さらに、その好奇心を維持したり伸ばしていくにはどうしたら良いの?」

というテーマが取り上げられました。

私は好奇心旺盛なタイプなので「好奇心持つのが難しい」という人たちがいることが発見でしたが、私自身の好奇心の持ち方や磨き方(笑)が参加者にとって興味深かったようなので、参考になるかな?と思い書き留めておきます。

まず好奇心の持ち方ですが、何かを見たり聞いたり感じたりしたときに「自分の判断を最初に入れない」ようにするのが良いと思っています。

人はそれぞれ自分の価値観を持っているので、外からのインプットに対して無意識に「それは良い、悪い、好き、嫌い」などのジャッジをしていて、そのインプットありのままを見逃しがちです。

とにかくこのジャッジは無意識レベルで高速に行われているので、意識しないとあっという間にインプットに対してジャッジという処理が行われてしまいます。

なので、インプットに対して自分のジャッジが働いたことをまず認識するようにして、それからそのジャッジを外す(というか、一旦脇に置いておく)ことに取り組んでいくと、インプットそのままを見れるようになるので、それに対して「これは何だろう?どうしてだろう?何が起きているのだろう?」と言った疑問が沸き起こるようになるはずです。

これが好奇心となって、相手へ意識が向いていくようになると思います。

この好奇心を持って相手へ関わる(質問する、聴く)と、相手は「自分に興味を持ってくれている」と感じるので、自然と相手から開示してくれるようになります

だいぶ長くなってしまいましたが、最後にこの好奇心の磨き方についても触れておきます。

普段生活している時の自分の思考に少し意識を向けてみると、実は色々な妄想が頭の中を巡っているのではないでしょうか?

「あー、あれ買いたいなぁ」とか「ああいう風になれたらいいなぁ」とか。挙げだしたらキリがなく、文字には書けない妄想ごともあるはずです。

で、この妄想は、言葉に出さなければ頭の中だけで巡り続けるものなので相手に害はありません。

何を考えているのかも相手は気付かないので、「あいつ何変なこと言ってるんだ!?」と白い目で見られることもありません。

自分の中に留めて妄想するのは自由なのです。

なので、自分の中での妄想を思いっきり膨らましていく遊びをしていけば、自ずと想像力や感性が鍛えられていき、それが目に見えるものや感じるものに対しての疑問(好奇心)として湧き上がってくるようになります。

好奇心が磨かれれば、日常的に見ている物事や事象の細かい変化に気付くことができるようになるし、他人とは異なる視点で物事を捉えたり考えたりすることができるようになるので、新しい価値を生み出していく必要のある現代においては重宝されるスキルになると思っています。

ということで、好奇心を持つ&持ち続けるには?という話はこれくらいにしておきます。

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この記事を書いた人

組織の再生士 / アーティストを育てるアーティスト

ロボットベンチャー企業で組織作りを担いつつ、地域おこし・地域コミュニティの活性化を行っています。