今朝、駅の改札で警備をしている20代のお兄さんが、改札を行き交う人たちに向けて
「おはよーございまーす」「おはよーございまーす!」
と、自動音声のように繰り返していました。
この声が耳に入ってきたとき、瞬間的に「惰性ではやってない感じだなー」と思ったので、彼に意識を向けてみると、目の前を通り過ぎる人たちへちゃんとあいさつを投げかけているように見えました。
そこで彼の前を通るときに、目を合わせて「おはようございます(^^)」と言ってみたら、満面の笑みとともに
「おはよーございまーす!」
と返してくれました。
このときの気持ち良さ、清々しさといったらもう、、、
とても心地良い状態になって、駅のホームへ向かう足取りもとても軽くなりました。
全然知らない人だけど、あいさつひとつで心が通じ合ったような気がします。
彼とは今後、会う機会はないかもしれないけど、あの一瞬は確かに彼と心を交わせました。
「おはようございます」
の言葉の中に、
「元気にね!いってらっしゃい!頑張って!ありがとう!」
と言った様々な想いを含ませながら。
たったひとことの「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」。
相手の目を見て、投げかける。
もし投げかけられたなら、相手の目を見て、お返しする。
これだけで、通じ合う感じ、繋がった感じがします。
あいさつをお互いに交わせれば、なんとも心地よい感じになれる。
あいさつをスルーされても、それを見ていた人からは「あいさつができる気持ちのいい人」って印象を持ってもらえる。
あいさつを続けていけば、自ら心を開いていくことがきっと容易になる。
自分だけでなく、まわりの人たちも心地よくさせることができるもの。
あいさつって、たくさんのメリットが詰まった言葉なんだなと、思いました。