とんでもなく大変なことが起きたときは変容の機会

生きていると、何かのタイミングでとんでもなく大変なことが起きます。

突然、会社が潰れるので解雇を言い渡された。
トントン拍子で進んでいた事業が急に中止となりお金と人の信用を失った。
全然経験のない部署へ異動になり全く役に立っていない。

他にも、大変すぎる事は挙げればキリがありません。

こんなとき、安定していた(維持できていた)状態が突如としてなくなるので、大きな喪失感や失望感に包まれ、「どん底」と表現される世界に足を踏み入れていくことになると思います。

何をやっても上手くいかない。
動けば動くほど、進むどころか後退している気がする。
周囲からの嘲笑やネガティブな言葉が幻聴のようにこだまする。

沼地に首まで浸かって、動こうにも動けない。
とんでもなく重たい手足を必死に動かすけど、ほんの少ししか動かない。

頭も痛くなるし、うつむきがちになるし、心拍数も上がる。

自己嫌悪に陥り、死んでもいいかもと思えるほど追い込まれるかも。

このどん底状態になっているときは、何をやればよいのか、信じればよいのか、何も見えなくなります。

だけど、このどん底状態にいる自分自身に目を向けてみると、色々と気づくことがある。

どうしてこうなったのか。
自分の何かが要因でこうなったのではないか。
悲観しているよりも、実はできることがあるのではないか。
こんな状態でも生きれている。
とか。

どん底に思い切り浸ってみる
首まで沼地に浸かっている状態から、もがかず力を抜く

そうすると、ふとしたときに底を抜け、浮上し始める。
そしてこのとき、本人の中で考え方、視点、価値観に大きな変容が起きており、突如として人が変わったように見える。

とんでもなく大変なことが人を進化させる

知人の雑談(経験談)を聞きながら、ホントにこういう事が起きるんだよなぁと、感じた次第です。

そしてこの話を通して、ふと降りてきた言葉は、

どん底に陥っても諦めない
必ず見ている人がいる
応援してくれる人がいる
協力してくれる人がいる

今、あなたの心臓が動いているなら、それは生きろということ
心臓が止まるまで、あなたにやってほしいことがある、ということ

誰でも、誰かに、何かに必要とされているから
粘れ

こんな風でした。

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この記事を書いた人

組織の再生士 / アーティストを育てるアーティスト

ロボットベンチャー企業で組織作りを担いつつ、地域おこし・地域コミュニティの活性化を行っています。