11/13(土)の夜、森の再生プロジェクトメンバーの顔合わせ&キックオフをzoomで行いました。
『森の再生プロジェクト』については以前のブログをご覧ください。
それぞれ多様なご経験やバックグラウンドを持たれる人たち、計9名が集まり、まずはそれぞれの今までとこれからの活動内容や、そこから得られた知見や情報、課題やお困りごとなどをシェア。
ひとつの話題に対して、各々の視点で質問したり補足したりと、時間が進むごとに対話が深まり、予定していた1.5時間があっという間に過ぎていってしまうくらいの濃い時間となりました。
この中で出てきた課題・問題としてキックオフ中に割合多く時間を占めたのが『ナラ枯れ』問題。
相模原市の本村市長のブログ記事もミーティングの中でシェアされましたが、ここ数年でナラ枯れが急激に進んでおり、住民の暮らしが山や森と離れていき、保全が長年十分に行われてこなかったことにより生じているものであるという認識を共有しました。
この『ナラ枯れ』も、原因となるカシノナガキクイムシを取り除くトラップよりも、もっと根本的な部分として『森の循環を再生』させていくところに手を入れていかないと、改善には進まないのではないかという話も。
実際に山の保全を住民が行っていくには、山の地主さんや林業組合、行政など色々と柵がありそうなので、とにかくまずできることからアクションしていき、そこで得た情報や気づきをもとに次のアクションを考える。ときには軌道修正をする。こんな感じで進めていくことにします。
↑の課題や解決策のブレストから、4つのテーマをピックアップしてチーム分け。
今までは個人単位での活動で、人・モノ・お金の面でハードルが越えられなかったのですが、今回は森ラボをハブとして行政や企業との連携も可能になってくるので、うまくリソースを使いながら活動を地域へと広く展開・深く浸透させていければと思います。